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今回は、『肩書に囚われてはいけない』について解説していきたいと思います!
『国立大学卒』『大手企業の社員』『看護師』『公認会計士』といった形で、世の中には様々な『資格』や『肩書』が存在していますね。
それらを取得していると非常に誇らしい気持ちになると思いますし、その肩書を得るまでには相当の努力があったはずなので、非常に素晴らしいことだと思います。
しかし、『肩書』というのは時にデメリットとなる場合もあるんですね。
では、その『デメリット』とは何なのか?なぜデメリットとなり得るのか?
そのことについて解説していきます!
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過去の肩書に囚われない
現在の日本社会では、資格や肩書を持っている人って、非常に強いですよね。
例えば、『大手企業の社員』や『公務員』という肩書を持っている人なら、世間から『社会的ステータスが高い』と捉えられると思いますし、
『東大卒』や『大学院卒』という肩書があれば、頭のいい、賢い人だと思われます。
『看護師』や『公認会計士』『弁護士』といった肩書があれば、高収入で一生安泰、といったイメージがあるかと思います。
こういった感じで、 上記の肩書はいいイメージがあるため、子供の頃から、これらの肩書き(もしくは就職口)を目指して努力をされてきた方も多いのではないか、と思います。
その努力は非常に素晴らしいと思いますし、その過程で得たものも多いのではないかと思います。
肩書を持つことのデメリットは?
一方で、こういった肩書は大きなデメリットがあります。
それは、フットワークが重くなることです。
例えば、
必死に就活をして、憧れの大企業から内定をゲットした。
華やかな生活を夢見て、いざ入社したら
現実は超ブラック企業で、激務や人間関係に悩まされている。
しかし、『頑張って入った大企業なのに、辞めるのはもったいない。。。』
との考えから、辞めたいけど辞めていいのかどうか、毎日悩んでいる。
みたいな感じですね。
こういったことで悩んでいる人は、結構多い気がします。
しかし、よく考えていただきたいのですが、この考えは間違いだと思います。
なぜかというと、本来、自分の人生を豊かにするには『○○をやりたい(○○になりたい)→○○に取り組もう!』という順序で考えるのが鉄則であって、
『○○を持っている→○○しないともったいない』という考えは、そもそも物事の本質から外れてしまい、うまくいく確率が下がってしまうからですね。
そのため、もし大企業の社員であっても現状の仕事にやりがいを持っており、楽しく働いているのならそのまま続ければいいと思います。
しかし、『辞めたいけど、今の肩書を手放すのはもったいない。。。』といった形で、今あるモノを必死に活かそうとしているだけでは、例え肩書を所有していたとしても、心と体はどんどん貧乏になっていくのでは?と思います。
私は『大学院卒』『大手企業の社員』→辞めて起業しました
少しだけ僕自身の話をさせてください。
プロフィールをご覧になったことのある方は分かるかもしれませんが、私は『大学院卒』からの『大手企業社員』となり、就職してから3年も経たないうちに会社を辞めました。
こんなことを書くと『大学院まで行って、大手企業に入ったのにもったいない!』と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私はもったいないなんて1ミリも思ったことはありません!
なぜなら、上で書いた通り
『○○を持っている→○○をしないともったいない』
という考えは心をプアにする、という感覚があり、
『○○になりたい→○○に取り組もう!』という考えで動いたからですね。
具体的には、
会社に決められたくない!』
⇩
『全て自分で決められるように、起業しよう!』
といった感じです。
(※厳密には、副業から始めて、目処が立ってから辞めました)
さらに、『肩書を捨ててもったいない』と感じない理由がもう1つありまして、
それが何かというと、『肩書は活きないが、自身の経験やスキルは活きる』からです。
具体的には、
私が大学院に入って身についた(と感じている)スキルは、以下のような図になります。
こんな感じです。
論理的思考力:物事を、筋道を立てて考える力。ビジネスパーソンの基本スキル
大学院は”研究”を行う場なので、この能力はかなり鍛えられました
話す力・書く力:人前でプレゼン発表したり、
論文を書いたりする機会が多かったので鍛えられたかな?
専門分野の知識:私は魚の研究をしていたので、魚の知識
語学力(英語力):英語の論文を読む機会もたまにあったので、少しだけ
(でも今は結構衰えを感じます笑)
そして、上記のうち『専門分野の知識』以外は、どんな会社に入っても、どんな職種についても活かすことができる!と感じています。
つまり、大学院で身についた能力のうち、全体の9割は世の中のあらゆる仕事で活かせると思ったんですね!もちろん、起業した今も活かせていると感じます!
例えば、ビジネスを進めていく上で何かトラブルがあった際や、伸び悩んで行き詰まった際には『論理的思考力』が大活躍しますし、
こういった形でブログを書いたり、YouTubeの動画を収録する際は『話す力・書く力』が活かせます
(皆さんから見て、上手いかどうかは別です。笑 ただ自分の中では、かなり成長した感覚があります)
さらに、輸入ビジネスでは外国から商品を買うので『語学力』も多少は活かせます(とはいえ翻訳機能が充実しているので、別に語学力は無くても大丈夫ですが、無いよりはあった方がいいですね)
以上のことから、もったいないなんて1ミリも感じたことはありません。自分の中では、『大学院卒』という肩書きではなく、『大学院』の中で培った経験が活かせるという感覚ですね。
まとめ ~肩書に囚われないために~
以上をまとめると、
①『○○を持っている→○○をしないともったいない』という思考を捨て、
『○○がしたい→○○に取り組もう!』という発想に切り替える
②肩書ではなく、頑張ってきた過程や、その経験を活かす
といった感じです。
特に、肩書のある人が自身の経験を活かそう!という考えは非常に重要です。
なぜなら、肩書きを持っている方は、その肩書きを得るために、それ相応の努力をしてきたはずだと思うのです。
そして、その努力の過程で学んだことはたくさんあるはずです。
『成功するためには何が必要か?』
『何をどうすればうまくいくのか?』
『どんな考え方・スキルが必要なのか?』
と、必死になって考えてきたはずです。
その努力の過程で学んだことを、今後の人生で最大限に活かしましょう。
勉強でも、スポーツでも、仕事でもビジネスでも『目標を持って努力する』経験に共通した考え方はたくさんあります。全く新しい他分野にチャレンジする際も、努力する過程は必ず活きます。
まずはそれを活かしましょう。
そして、①で挙げた、
『○○をしないともったいない』という思考を捨て、過去の経験は抜きにして、『今の自分は何がやりたいのか?』を考えましょう。
そして、それを実際に行動に移しましょう。少しずつでも構いません。
そうすれば、必ず明るい未来が待っています!
この記事を読まれている方が、過去の肩書から解放され、充実した人生を手に入れることができたら、とても嬉しく思います。
理想のライフスタイルを叶えるためには?