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仕入れ個数を決めるための2つの要素
まず初めに、今回の記事は『Keepa』そして『キーゾン』をインストールしていることを前提として話を進めていきます。
そのため、まだインストールしていない、という方はインストール後にこの記事をご覧いただけたらと思います。
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では本題に入ります。
仕入れ個数を決めるための2つの要素は、
○過去の月間平均販売数
○ライバルセラーの数
です。
過去の月間平均販売数
例えば、こちらの商品で解説していきたいと思います。
まず、商品ページの下の方にスクロールしていくと、Keepaとキーゾンから出された、売れ筋ランキングと販売個数のグラフが出てきます。
この中の、上側にあるキーゾンのグラフの『新品』の『過去3か月の平均月間販売数』を見てみてください。
(拡大画像⇩)
この商品では、62個となっています。
つまり、この商品は過去3か月の間に、1カ月あたり平均して、新品が全部で62個売れていった、ということになります。
ということで、この数字を『過去の月間平均販売数』として扱います!
(※この数字は結構正確でない場合も多く、特に月間販売数が数十個~数百個になっているようなものであれは、実際にはそれ以上に売れている場合がほとんどです。
逆に、販売数があまり多くなく、数個程度のモノであればほぼ合っていると言えます。しかし、ビジネスの初期段階ではその辺りは置いといて、データをそのまま扱われることをおススメします!)
ライバルセラーの数
次にライバルセラーの数を見ていきます。
ライバルセラーとなるのは、『FBA出品者で、最安値付近で出品している人』になります。
(”最安値付近”の基準は、人によっても意見が異なりますが、個人的には、『最安値 ~ +200円以内』と考えています)
そのため、無在庫セラーや、最安値よりもかなり高い値段で出品している人は対象外と考えておいてよいです。
無在庫セラーは、FBA出品者と比較して商品が買われにくいため、例え無在庫セラーがかなりの安値で売っていたとしても、FBA出品者の商品が買われることが多いからですね。
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そして、ライバルセラーの数を調べる方法ですが、
商品ページ右側の『新品(○○)点』と書いてあるところをクリックすれば、その商品を出品している出品者一覧が出てきます。
こんな感じで、画面の右側にズラーっと出てきます。
ここを見て、『最安値~+200円以内の価格帯の、FBA出品者』が何人いるかを見ていきます。
まず価格帯に関しては、この商品の最安値が2680円なので、2680円~2880円の間、ということになります。
次に”FBA出品者かどうか”を見分ける方法としては、大きく2つあるのですが、
1つ目は、
販売価格の下に、配送日が書かれてありますが、『無料配送:明日』となっていればFBA出品者と思われます。
(無在庫セラーは、販売した後に仕入れるので配送日は、大体2~3週間後になっています)
そして2つ目が、上記画像のコンディション欄に『Amazon配送センターより発送いたします』といった感じの文言がある場合は、間違いなくFBA出品者、と考えて良いと思います。
上記画像もFBA出品者ですね。
こんな感じで見分けることができます。
(※ちなみに、日本Amazonのプライム会員になっている方は、FBA出品者に対してのみプライムマークが表示されるようになり、簡単に見分けることができます。)
ちなみにこの商品の”ライバルセラー”は8人でした。
仕入れ個数を計算しよう!
ここまできたら、仕入れ個数を計算しましょう!
計算方法は簡単です。
『過去の平均月間販売数 / (ライバルセラーの数+1)』
となります。
ライバルセラーの数に+1したのは、自分を頭数に入れるためですね。ライバル8人と、自分を入れて合計9人で争うことになります。
ということで、上記の例で実際に計算してみると、
62個 / 9人 = 6.89(個/人)
といった感じで、大体6~7個なら仕入れOK!という感じですね。計算上、これくらいなら1カ月程度で売り切れるだろう!という判断ができます。
もちろん、需要の変化やライバルが増えたり減ったり、なども全然あり得るのであくまでも目安にはなります。
しかし、需要の変化やライバルの増減は、自分ではコントロールできないので、無理に『これからライバル減りそうだから、少し多めに仕入れよう!』などといった判断はしない方が無難です。
慣れてきたら、他の要因(例えば、出品者数の推移や販売価格推移、需要の推移、大カテのランキングなど)を含め、もっとたくさんのデータを総合的にみて、客観的に捉えて仕入れ個数の判断を行うことはアリだとは思います。
繰り返しになりますが、最初のうちはデータなしに”感覚で決める”のはやめた方が良いです。
(私は以前、感覚で多めに仕入れて1回やらかしたことがありました。笑)
『データをもとに、客観的に判断する』ことを忘れないようにしましょう!
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