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FBAとは?
FBAとはFulfillment By Amazon(フルフィルメント・バイ・アマゾン)の略で、受注、梱包、在庫管理、発送、代金回収、返品や返金対応までの一連の流れをAmazonが代行してくれるサービスになります。
もちろん、利用する上で手数料はかかってくるのですが、FBAを利用している販売者に対する調査結果では、約4分の3の方が『FBAを利用して売上が向上した』との回答をされているといった報告もありますし、私も実際に使っていて非常に大きなメリットを感じています。
何より、このFBAを利用することで圧倒的な時間を生み出してくれることになりますので、その時間をリサーチに充てることで、結果として売上も利益も増える、といった感覚があります。
FBAを利用した時の流れ
次に、FBAを利用した時の流れについて解説していきます。
①販売したい商品を仕入れる
まずは販売したい商品をリサーチして、仕入れます。
そして、自宅か、FBA納品代行会社を利用されている方は代行会社へ商品を送ります。
②FBA納品手続き
次に、Amazonのセラーセントラル上で納品手続きを行います。
納品手続きを行うと、『商品ラベル』や『配送ラベル』といったものが発行されるので、商品ラベルを各商品に貼り付けます。
③AmazonのFBA倉庫へ納品
あとは、商品をまとめて段ボールに詰め、そのダンボールに配送ラベルを貼り付け、AmazonのFBA倉庫へ発送したら完了です。
(ちなみに、FBA納品代行業者を利用すれば、商品ラベルの貼り付けやFBAへの発送を代行してもらえます)
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その後は、Amazonが全て行ってくれます。
あなたの商品に対して注文が入り次第、商品を梱包して、お客様のもとへ発送して、商品代金もお客様から徴収し、あなたのAmazonアカウントに登録の銀行口座へ、定期的に振り込まれます。
万が一、商品に不具合があってお客様から返品・返金を求められた場合も対応は全てAmazonが行ってくれます。
めちゃくちゃ便利ですね。
物販ビジネスは通常、扱う商品の点数が増えれば増えるほど手間も増えていくのですが、FBAを(FBA納品代行業者とセットで)利用すれば、例えあなたが商品を毎月10個売ろうが、100個売ろうが、1000個売ろうがあなたの手間は変わらないことになります。
FBAのメリット
そんなFBAを利用するメリットについて解説していきたいと思います。
受注・在庫の保管・梱包・発送・アフターサービスなど全て代行
上述の通りですが、受注から販売までの一連の流れを全てAmazonがやってくれます。
そのため、例えたくさんの商品を扱うことになってもあなたの手間は変わりませんし、家中が段ボールで溢れかえることもなくなりますので、より一層、リサーチなどの重要な作業に時間を注ぐことができます。
24時間365日稼働
FBAは24時間365日稼働しています。そのため、例え休日や真夜中に注文が入っても、迅速に対応してくれるんですね。
例えあなたが会社で働いている時も、外で遊んでいる時も、あるいは寝ている間もAmazonがあなたの商品を迅速に梱包して発送してくれます。
そして、大抵は注文が入ってから翌日または翌々日にはお客様の元へ届けてくれるので、顧客満足度アップにも繋がります。
自分で梱包して発送していたら、とてもじゃないけどできないですね。
Primeマークの表示で転換率向上
FBAを利用して販売している商品には『Amazonプライム会員』に対して「primeマーク」が表示されます(非プライム会員には表示されません)
ちなみに『転換率』とは『”購入された数”/”商品ページを閲覧された数”』といった形で、ようは『商品ページを訪れたお客様に対して、実際に購入された割合』になります。
FBAを利用することで、あなたのストア名の横にPrimeマークが表示されるようになり、お客様からの信頼度もアップして、転換率が向上する(商品が買われやすくなる)といったメリットがあります。
カート獲得率のアップ
カート獲得率とは、
Amazonの商品ページのトップ画面に、自分の店舗名が表示される割合のことを指します。
この、トップ画面の『カートに入れる』ボタンを獲得している状態を『カートを取る』と言われるのですが、FBA出品者になると、自己発送の出品者よりもカートを取りやすくなります。
もちろん、カート獲得率の条件はこれだけではなく、販売価格などいろんな条件が重なってきますが、FBA利用もカート獲得率アップの1つの要素になります。
こんにちは、よっしーです。詳しいプロフィールはこちら 『Amazonのカート獲得率って、どうやって決まってるんだろう?』 『どうやったら獲得率を上げられるんだろう?』 と気になったことはありま[…]
FBAマルチチャネルサービスを利用できる
Amazon以外の販路をお持ちの方へ向けたサービスになります。
楽天やヤフオク、あるいは自社のECサイトなどで注文が入った場合、AmazonのFBA倉庫から商品を出荷することが可能になります。
ただし、破損や紛失の補填に制限があったり、追加で手数料がかかったりと、通常のFBAとは異なる点もいくつかありますので、そこはご注意ください。
FBAのデメリット
逆に、FBAのデメリットもいくつかあるためご紹介します。
手数料がかかる
当たり前ですね。あまりデメリットではないかもしれませんが、やはり自己発送よりもAmazonに取られる手数料は高くなります。
しかし、自己発送に切り替えることによって奪われる時間と労力を考えると手数料なんて全然安いものだと思います。
時間をお金で買う、という感覚ですね。
ちなみに、手数料としてはだいたい商品の販売価格の1~4割くらい取られる印象です。
商品単価が高いものほど割合は低く、単価が低いもの(1000~2000円程度)では、3~4割くらい手数料を取られる感じです。
倉庫に送った商品は状態確認ができない
商品をFBA倉庫へ送ってしまった後は、商品の状態確認ができません。
もし状態を確認したい場合は、一度自宅へ返送して、再度納品するなどして、余計な時間と手間がかかります。
そのため、
○商品を送る前に検品をしっかりと行う(しっかり行ってくれる納品代行業者を選ぶ)
○デリケートで、配送時の破損が起こりやすそうな商品は扱わない
などといった対策は必要になります。
取扱できない商品がある
FBAでは、どんな商品も扱えるわけではなく、中には扱えない商品もあります。
②特定の温度管理が必要な商品(冷凍食品など)
③動植物
④危険物・化学薬品
⑤医薬品・管理者の設置を要する医療機器
⑥金券類
など
以上が、FBAのメリット・デメリットについての解説でした。
僕自身、こういった形で情報発信をする上では、ちゃんとリスクやデメリットの説明もするように心がけていますが、FBAに関してはあまりデメリットが思い浮かびませんでした。それくらい、完成度の高いサービスです。
今後、ネット物販市場はどんどん拡大していくと思いますし、Amazonプライム会員の認知度のますます高まっていくと思います。
そうなると、よりFBAの重要性が増してくると思いますし、あなた自身の時間を増やすためにも、FBAの利用は欠かせないと思うので、ぜひ利用していきましょう!
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