法人化して半年経ってみての感想 ~良かったこと・失敗したことなどを赤裸々に語ります ~

 
こんにちは、よっしーです。
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僕は2022年の3月に法人化をして、 

この記事を執筆している時点で、約半年が経ちました。

  

 

この半年間で、

「法人化してよかった!」と感じることもあれば、

「設立時にもっとこうすればよかったな~」という失敗談もあります。

  

そういった反省点を記録しておくだけでも、のちに法人化を目指す方々に向けての有益な情報になるかと考えまして、

 

今回は、法人化したことに対する感想や反省点を、赤裸々に書いていこうと思います!

 

 

法人化してよかったこと

   

まず、法人化して良かった点を、淡々と書いていこうと思います。

 

明らかに周りの反応がよくなった

まず、明らかに周りの反応が変わったことです。

  

「個人事業主」と「法人経営者」では、こんなにも印象って変わるんですね。笑

  

「会社を経営している」というと、やはり凄い人だと認識されやすく、

  

家族や親戚・友人からの目は明らかに変わりました。

   

 
僕は別に凄い人ではないですけどね。笑

   

自分としては、生活が大きく変わったわけではなく、ビジネス形態も全然変わってないのですが、

 

周囲からの印象がいいと嬉しいですし、やはりここは法人化して良かった点かなと思います。

 

  

海外メーカーは、事業規模よりも「人」を見てくれることが分かった

 

海外メーカーとのやり取りの際、

 

個人事業主よりも、法人の方取引しやすくなるのかな?と思うこともありましたが、

  

実際には「法人だから交渉しやすくなった」と感じることはありませんでした。

  

   

逆に言うと、海外メーカーは個人でも法人でも大差ない。

 

つまり、個人でも十分戦えますし、海外メーカーは「人」を見て判断してくれる

 

ということを実感できたのも良かった点かなと思います。

  

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税金や社会保険に対してかなり詳しくなった

さらに、もう1つ「税金や社会保険に対してかなり詳しくなった」というメリットも感じています。

   

・法人税
・役員に対する所得税
・消費税
・社会保険(健康保険、厚生年金など)

  

これらはどんなスケジュールで、毎回どのくらい支払う必要があるのか?

  

というのが、実際に会社を経営することでより深く理解できるようになりました。

  

また、個人事業主よりも法人の方が、節税できる範囲や戦略の幅も大きく広がることも分かりましたし、

 

節税の知識もかなり身につけることができました。

  

  

会社員をやっているときは、税金面は全て会社が計算してくれるので、

 

あまり深く考える機会も無いと思いますが、

 

実際に、自分で会社を動かす立場になることで真剣に考えるようになりましたし、

  

まだ半年ですが、ものすごく勉強になったなと感じています。

  

   

もちろん脱税はダメですが、合法的な節税方法はしっかり知識として身につけておく必要がありますし、

 

こういった節税ノウハウは、

今後、どんなビジネスを行う上でも必須なので、一生モノのスキルを身につけることができたと感じています。

 

 

以上、ここまでが法人化して良かったことです。

 

 

失敗したな、と感じたこと

  

逆に、デメリットというか

設立時の手続きで失敗したなー、と感じる点が2点あります。

  

それが何かというと

 

・定款に事業内容を詰め込み過ぎた

・バーチャルオフィスで登記してしまった

 

の2つです。

この2点により、銀行の法人口座開設を行うのが難しくなってしまいました。

   

  

定款に事業内容を詰め込み過ぎた

  

定款とは、いわゆる会社のルールブックのことであり、

  

法人を作る時は、併せて定款も作成する必要があります。

 

  

その中に、会社で行う事業内容を記載するのですが、

会社を立ち上げて事業を行う場合は、必ずその定款に記載されている内容のものを行う必要があります。

 

逆に言うと、定款に記載していない事業を行うことは、原則できないことになっています。

 

例えば、輸入販売の会社を立ち上げたとして、

  

その会社の規模が大きくなってきたので、新たに飲食店を開業したい!と思っても、

 

定款の事業内容に「飲食業」という記載がないとできない、という事です。

  

  

なので、将来的に参入する可能性のある事業内容は、定款に入れておくのが無難だと言われています。

 

 

…ということで、定款の事業内容を作っていったのですが、

 

僕は、逆に定款に事業内容を詰め込み過ぎて、15個くらい入れてしまいました。笑

 

そうすると何が起きたかというと、

  

銀行の法人口座開設の面談時に、

「事業内容が多すぎる。どんな事業がメインなのか分からないし、事業目的が曖昧だ」

と言われてしまいました。笑

 

 

確かに、傍から見るとそうなりますよね。笑

完全に僕の勉強不足でした。

  

という事で、将来的にやりたい(やる可能性のある)事業があったとしても、

定款に記載する事業内容は、多くても5個程度にしておくのが無難です。

  

  

もちろん、定款に記載の内容は設立後でも変更できますが、

 

お金も手間もかかるため、最初から5個程度に絞っておくのが良いかと思います。

 

 

バーチャルオフィスで法人登記してしまった

 

僕は、個人事業主の時は自宅住所を使ってきたのですが、

 

法人化するタイミングでバーチャルオフィスに変えてみました。

  

しかし、これが失敗した点で、僕も安易な気持ちでバーチャルオフィスに変えたところ、

 

銀行の法人口座開設が全然できなくなってしまいました。

 

 

なぜ、このようなことが起こったかというと、

 

バーチャルオフィスは基本的に『住所を借りているだけ』の状態となるので、

 

銀行側からすると「本店の住所で事業を行っていない」

 

とみなされてしまい、

 

つまり、ビジネスを行っている実態がない、と判断されてしまいます。

  

そして、ビジネスを行っている実態がないと、

自分たちの会社の口座が何か悪いことに使われる可能性がある、と銀行側に判断されてしまうのです。

 

さらに厄介なことに、銀行の法人口座開設ができないということは、

  

その銀行から融資を引いたりすることもできない、ということになります。

 

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もちろん、本店の住所をバーチャルオフィスから自宅へ移転させて

 

再度、口座開設の申し込みをすることもできますが、

  

移転にはお金もかかりますし、最近は特に法人口座開設の審査が厳しいので

 

これから法人化する方は、できる限りバーチャルオフィスを使わず、自宅住所で登記した方がいいと思います。

 

  

ということで以上が、法人化する際の注意点でした。

  

  

生活面はどう変わった?

   

次に、個人⇒法人へと変わって、生活はどう変わったか?というお話ですが、

 

結論、何も変わってません。笑

 

朝起きる時間は自由ですし、仕事は自宅やカフェで行い、

 

遊びたいときは遊びに行き、夜寝る時間も自由です。

  

個人・法人どちらでも、時間や場所に囚われない生活はできています。

  

 

ただ強いて言えば、個人よりも法人の方が、より気が引き締まる思いはあります。

 

自分の会社に愛着も湧きますし、長く続く会社にしていきたい、という思いによって、

 

よりビジネスに対して真剣に向き合うようになったかな、と思います。

  

これも法人化してよかった点ですね。

  

  

まとめ

 

ということで、以上が「法人化して半年経ってみての感想」でした。

 

いろいろありましたが、総合的には法人化をしてよかったと思っていますし、

  

このブログをご覧になっている方で、法人化に憧れる方も多いと思いますので、

 

今後も法人化に関する情報は時々配信していきます。

  

 

僕もまだまだ法人化して半年の、駆け出しの経営者ですが

 

皆さんと一緒に成長していけたらと思いますし、情報交換もしたいので

 

質問等あればメールやLINEでどんどん送ってきてくれると嬉しいです!

 

 

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